陥入爪・巻き爪

陥入爪・巻き爪のイメージ写真

陥入爪・巻き爪とは一般的には一緒にされがちですが、それぞれ異なります。

巻き爪

爪が曲がって丸くなっている状態を示します。原因としては深爪、合っていない靴、外反母趾が原因であることが多いです。

陥入爪

爪の角がとげのように皮膚に食い込んで、炎症を起こした状態を示します。原因としては深爪、もしくは何らかの怪我が原因であることが多いです。

治療法

まずは、爪が皮膚に食い込まなくなることが重要です。

  1. 爪切りの正しい知識の把握
  2. ご自身に合った靴の選択
  3. 足の衛生管理(フットケア)

といった日常生活の知識も重要ですが、爪を矯正することで痛みを軽減する治療法もあります。

マチワイヤ法・ガター法(自費)

当院では巻き爪治療に対して、マチワイヤ法・ガター法(自費)を導入しております。

マチワイヤー法
爪の両端に穴をあけ、マチワイヤーを通して、巻いている爪を広げて接着剤で固定します。
矯正された状態で固定された爪を1〜2カ月伸ばします。
伸びたら、また新しいワイヤーに取り替えます。
ガター法
爪のわきに縦に割を入れた短く切った医療用チューブをはさみ、炎症を起こした爪周囲の組織を保護して炎症を抑え、爪を正常な再生に導きます。
  • 治療期間はおおよそ6ヵ月〜1年です。
  • 深爪の場合にはこの治療を始められませんので、まず爪が伸びてから治療を行います。

治療代

マチワイヤー法 7,000円〜
1趾につき、ワイヤー料金3,000円、処置料2,000円
(入れ替えの際、ワイヤーが再利用できる場合は処置料金のみ)
ガター法 1趾につき5,000円